「前に出ていると言われるので引いておくのですが、首がつらくて・・・。」
レッスンにいらっしゃる方でも多いです。
前に出ているから後ろに引く。
とてもシンプルな“対処法”ですが、すぐに戻ってしまうし、“首がつらい”という別の問題も起きていますね。
前だから後ろ・・・ではなく、別の方向もありますよ。
「上」です。といっても、引っ張り上げたらやっぱり首がつらいですね。
まず今の姿勢で正面を見たら、目線をゆっくり下げていきます。頭が前に転がりたくなったら、首の後ろが長くなりながら頭を前に転がしましょう。鼻先が胸に近づいて背中までが丸くなります。
そこから、身体の前側が下から上に、積み上がっていくように順番に起こしていきましょう。頭を一番最後に上にのせてあげます。
あとは、頭のてっぺんの少し上の空間に意識を向けてみてください。
いつもの姿勢とは何か変わりましたか?
顔が前に出てしまうのは、何かを見るために「目を近づける」という習慣や、自分を縮めて小さくしたい気持ちなどいろいろな理由がありますが、ただの習慣です。
もしそれをやらなかったら・・? レッスンで試してみませんか。
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