生徒さんが少しでも上達するように、ちゃんとできるように、いろいろ伝え方を工夫してみても全然変わらない・・・どう伝えたらわかってくれるんだろう!
これは多くの先生が悩むところでしょう。指導者側からの理由で考えられるのは
・〇〇しないでね、のような否定形を使っていませんか
・上がっているから下げる、のような対処的な方法を伝えていませんか
・できないことに意識を向けさせて、逆に緊張を強めていませんか
・あれこれたくさん言いすぎて混乱させていませんか
・自分の感覚をそのまま伝えていませんか
生徒さんもちゃんとやろうと、できるようになろうと一生懸命やっています。一生懸命すぎて緊張して動けなくなっているかもしれません。
部分ではなく、全体のつながりを観察しましょう。
”もっと””しっかり”などの言葉は緊張を増やすので避けましょう。
できているか評価する前に、何が起きているかをただ観察しましょう。
感覚ではなく、起きてほしい動きを具体的に伝えましょう。
動きを邪魔している緊張をどうしたら手放せるか、プランを考えてみましょう。
もちろん、指導者であるあなた自身が正しい身体感覚をもち、身体についての知識を持っていることも大切です。そして、生徒が安心してチャレンジできる環境を作ることも大事ですね。
Comments